朝日放送テレビ（ABCテレビ）の大仁田美咲（おおにたみさき、2000年9月23日生）は、
クラシックバレエと理系学習を両立させながら神戸大学国際人間科学部を卒業後、2023年春にABCテレビへ入社した若きアナウンサーです。

この記事では、幼少期のバレエ経験や理系コース選択、高校・大学での挑戦を経てアナウンサーを志すに至った軌跡、入社後の活躍、さらにはプライベートな趣味・資格、そしてご家族・兄弟の
支えまでをご紹介します。

バレリーナ志望から理系高校生へ・幼少期の夢と挫折

幼稚園から高校卒業までの十数年間、大仁田はクラシックバレエに打ち込みました。
小さい頃から舞台で表現する喜びを覚え、「いつか大きな劇場で踊りたい」と夢見ていたのです。

しかし高校進学時に「理系コース」を選択したことで、文系芸術専攻の大学受験が難しくなり、
一度は進路に迷いを感じました。

神戸大学国際人間科学部への挑戦・文理融合の道を選ぶ

本来志望していた芸術系学部を諦めつつも、「人間と社会を学びながら自分の表現力を活かせる
学問はないか」と模索。最終的に理系の学力を活かして神戸大学国際人間科学部発達コミュニティ学科に挑戦し、総合型選抜とセンター試験を突破。

学部では発達心理学やコミュニティデザインを学びつつ、ダンスで培った
表現力を活かしたプレゼンテーションにも注力しました。

大学2年時に出場したミスユニバーシティ2020全国大会では準グランプリを受賞。

ステージを通じて人前で話す経験を得るうちに、学生アナウンス大賞の存在を知った大仁田は挑戦を決意します。

最初は「人前で話すのが苦手」と感じていましたが、練習を重ねるうちに滑舌や表現力が向上。

ファイナリスト選出を機にアナウンススクールへ通い、プロの指導を受けながら
アナウンサーの適性を磨きました。

2023年大学卒業後、見事ABCテレビに内定。4月の新人研修ではカメラ前の立ち居振る舞いや
ニュース原稿読み、インタビュー技法を集中的に学びました。そして**7月5日『おはよう朝日です』で初鳴き。

緊張しながらもスポーツコーナーを担当し、視聴者への明るいあいさつが高評価を得ました。

9月2日には、東留伽アナの後任として『朝だ！生です旅サラダ』に加入。ロケ先で地元の人々と温かく接する姿勢や、現地情報を楽しそうにリポートするフレッシュなキャラクターが好評です。

大学時代に資格取得したSAKE DIPLOMAを活かし、日本酒特集でソムリエ的解説を任されることも。プライベートでは阪神タイガースの大ファンで、推し選手・林威助のプレースタイルを語る
トークには、同球団ファンからも注目が集まります。

幼少期から見守る両親、いつも冗談を言い合う兄弟。入社祝いには手作りお弁当を差し入れしてくれたというエピソードも。家族からは「舞台でもスタジオでも、君らしい笑顔を忘れないで」と
温かな応援メッセージが届いています。

バレエの表現力、理系思考の論理性、人前で話す練習を重ねたアナウンス力。
大仁田美咲アナはこれらを武器に、今後も視聴者に寄り添うリポートとニュース伝達を
実現し続けます。神戸発、世界へ。彼女のさらなる挑戦にご期待ください！