日本テレビのアナウンサーとして長く活躍し、ニュースから情報番組、料理番組まで
幅広いジャンルを担当してきた 杉上佐智枝。
落ち着いた声と安定感のある進行で、視聴者に「安心感」を届けてきた存在です。
近年はアナウンサーの枠を越え、絵本専門士として子どもたちに読み聞かせを行い、
サステナビリティや未来世代に関わる活動にも力を注いでいます。
アナウンサー、母親、そして一人の女性として杉上佐智枝という人の歩みと魅力を、
じっくり解き明かしていきます。
👤基本プロフィール
-
名前:杉上 佐智枝(すぎうえ さちえ)
-
生年月日:1978年2月23日
-
出身地:東京都品川区
-
血液型:B型
-
身長:165cm前後
-
学歴:
田園調布雙葉学園高校 → 早稲田大学第一文学部・ドイツ文学専攻卒業 -
経歴:
2001年 日本テレビ入社(アナウンス部) →
2023年以降は社長室・サステナビリティ事務局へ -
資格・肩書き:絵本専門士、紙芝居文化の会会員 ほか
あだ名は「アニキ」「お杉さん」「ミスター」など。
男女問わず頼れる先輩として慕われてきました。
👪兄弟・家族構成と地元エピソード
公表されている範囲では、ご両親と兄弟に関する詳細はそれほど多くありませんが、
父親は通商産業省(現・経済産業省)のキャリア官僚として海外勤務も経験。
その仕事の関係で、杉上さんは 3歳までイギリス、6〜9歳まで
ドイツで生活した帰国子女として育ちました。
通算で30カ国以上を訪れたことがあると言われ、子どもの頃から多様な文化や言語に
触れてきたことが、後の「言葉に敏感なアナウンサー杉上」の原点になっています。
現在は、
-
日本テレビ勤務の夫(スポーツ担当ディレクター)
-
長男・長女
-
ペットのチワワとザリガニというにぎやかな家族に囲まれた生活。
インタビューでは宝物を聞かれると「息子と娘、夫、チワワとザリガニ」と即答するほど、
家族への愛情があふれています。
🎓学生時代〜アナウンサーになるまで(時系列)
-
1978年:東京都品川区に生まれる
-
幼少期:イギリス・ドイツで生活、多文化環境で育つ
-
小・中・高校時代:田園調布雙葉学園で学び、小論文で全国2位の成績を収めた経験も
-
大学:早稲田大学第一文学部ドイツ文学専攻へ進学。
通訳を目指してドイツに語学留学も経験。 -
学生時代:日本テレビのイベントコンパニオンとして番組やイベントをサポートし、
裏方としてのテレビ現場も知る -
2001年4月:日本テレビ入社、アナウンス部配属
通訳志望から一転、「自分の声と言葉で伝える仕事」であるアナウンサーへ。
ここに、言葉と世界への興味が一本の線でつながります。
📺出演番組年表(代表的なもの)
2001〜2004年ごろ
-
夜の天気予報コーナーで初の単独出演
-
『ニュース朝いち430』サブ → のちにメイン司会を担当
2000年代中盤〜後半
-
『スポーツMAX』『スポんちゅ』などスポーツ系番組
-
『あさ天サタデー』 ほか情報番組
2010年代〜
-
『NNNストレイトニュース』キャスター
-
『スッキリ』ニュースコーナー
-
『情報ライブ ミヤネ屋』ニュースパート
-
『キユーピー3分クッキング』司会
-
『バゲット』など情報番組
-
BS番組『BSバカリズムの大人のたしなみズム』ナレーション など
ニュース、料理、バラエティ、ナレーションと、
まさにオールラウンダーアナウンサーとして活躍してきました。
🎙代表的な仕事・見どころ解説
① NNNストレイトニュース
落ち着いた声と癖のない読み方で、
「情報を正確に、感情は静かに添える」というニュースの基本を体現。
帰国子女としての国際感覚もあり、海外ニュースを読む際も安心感があります。
② キユーピー3分クッキング
料理番組では、視聴者の代弁者として、講師に素朴な疑問を投げかけながら
楽しく、わかりやすく進行。
家庭的な一面や、柔らかな笑顔が伝わる番組になりました。
③ 絵本専門士としての読み聞かせ
テレビを離れた場所では、絵本専門士として子どもたちに物語を届ける活動も。
声のトーン、間の取り方、言葉の選び方アナウンサーとして磨かれたスキルが、
そのまま子どもの心に届く読み聞かせへと活かされています。
💡裏ワザ・豆知識
-
自分の性格を「涙もろく、義理人情を重んじるウエットな人間」と表現
-
モットーは「優しいってことは強いこと 賢いってことは謙虚なこと」
-
好きな本は吉川英治や原田マハの作品で、物語性のある文学を好む傾向
-
小さい頃の夢は「ドイツ語の通訳」
-
漢字検定準1級、野菜ソムリエ資格も持つ勉強家タイプ
-
お酒も好きで、仕事終わりに一杯が楽しみという一面も
こうしたエピソードからも、知性と人間味のバランスが取れた人間くさいアナウンサー
であることが伝わってきます。
🌱アナウンサー以外の活動・社会貢献
近年は、日本テレビ社内でサステナビリティ推進事務局・社長室・R&Dラボに所属し、
環境・教育・地域連携など、未来世代につながるプロジェクトにも関わっています。
その一つが「旅する絵本プロジェクト」。絵本専門士としての知見を活かし、
-
子どもたちへの読み聞かせ
-
絵本を通じた心のケア
-
SDGs や多様性をテーマにした絵本紹介
など、テレビの前だけでなく、
リアルな場で言葉と物語を届けています。
アナウンサー時代の知名度を、そのまま「社会と子どもたちのため」に使っている、
そんな印象の強い活動です。
🗣ファンの口コミ(日本語・英語)
日本語の声
ニュースを読む声がとにかく落ち着く。忙しい昼下がりに、ホッとする存在。
絵本専門士という肩書きがぴったり。子ども目線に寄り添う感じが素敵。
English
Her voice is so calm and warm. I can listen to her news all day.
She is not just an announcer, but a storyteller who reaches people’s hearts.
視聴者にとっては、派手さはないけれど、気づけば一番覚えているアナウンサー
という位置づけの人です。
✍️まとめ文
杉上佐智枝という人は、テレビの前だけでなく、その舞台裏や社会の現場でも
「言葉」と「声」に向き合い続けてきたアナウンサーです。
ニュースでは冷静に事実を伝え、情報番組では柔らかな笑顔を見せ、
家庭では二児の母として子どもたちに絵本を読み聞かせる。
そのすべてに共通しているのは、人を大切に思うまなざしと、「優しさは強さである」という信念。
アナウンサーとしての22年を経て、これからは未来世代と社会に向けて、
新しい形で言葉の力を届けていくのでしょう。
杉上佐智枝の物語は、これからも静かに、しかし確かに続いていきます。


コメント