8月8日の報道によれば、タレントの亀山忍(かめやま・しのぶ)さんが8月5日、
腎臓がんのため56歳で逝去されました。
双子の兄は、元阪神タイガース外野手で現在は解説者の亀山つとむ(旧名:亀山努)さん。
90年代からテレビドラマやバラエティで幅広く活動し、俳優・指導者としても
現場を支えた方です。ご冥福をお祈りいたします。
兄弟・家族
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双子の兄:
亀山つとむさん(旧名:努)— 阪神で亀新フィーバーを巻き起こしたプロ野球選手。
兄と同じく、忍さんも高校まで本格的に野球に打ち込みました。 -
家族の支え:
闘病中は長期にわたり通院・入退院を繰り返し、家族のサポートのもと
静養に努めていたと報じられています。
☆裏ワザ・豆知識
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実技で現場に貢献:
2004年の連ドラ『ワンダフルライフ』では、主演・反町隆史さんに打撃指導。
俳優として出演するだけでなく、培った野球経験で作品のリアリティを底上げしました。 -
最後の芸能関連の仕事:
2009年ごろ、出身地・鹿児島(奄美地方)の方言指導を担当。
これが最後の芸能関連の仕事になったとされています。特撮&時代劇の“顔”:
『ウルトラマンダイナ』『ウルトラセブン1999最終章6部作』『水戸黄門』『裸の大将』など、ジャンルの異なる看板シリーズでキャリアを重ねました。
☆口コミ3選(ファンの声・所感)
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「野球仕込みの体のキレと、素朴で温かい芝居が好きだった」
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「特撮と時代劇の両方で見ていた貴重な“懐ドラの人」
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「打撃指導や方言指導まで。表に出ない職人仕事が本当にカッコいい」
学生時代から俳優・タレントへ(年表風まとめ)
学生〜野球青年期
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1969年生まれ。
双子の兄・つとむさんとともに野球に打ち込み、高校時代は本格派として知られる存在に。のちの現場指導の礎はここで培われました。
1990年代前半:タレントとして台頭
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1990年代前半に芸能活動開始。
爽やかなルックスと運動神経を活かし、バラエティやドラマに出演。
TBS『水戸黄門』、円谷プロの『ウルトラマンダイナ』、フジ『裸の大将』など、
国民的シリーズで認知度を高めます。特撮では『ウルトラセブン1999最終章6部作』にも名を連ね、
特撮ファンからも記憶される存在に。
2000年代:出演+技術サポートで現場の人に
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2004年:
フジ系『ワンダフルライフ』で打撃指導を担当。
演じるだけでなく支えるポジションで、作品づくりにコミット。 -
2009年ごろ:
体調を崩し、芸能活動を休止。
最後の現場は、テレビドラマでの方言指導(奄美)でした。
闘病・逝去
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十数年に及ぶ治療の末、2025年8月5日に腎臓がんで逝去。56歳でした。
訃報は8月8日に報じられ、葬儀は家族葬で執り行われました。
主な出演・関与作
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ドラマ:
『水戸黄門』『裸の大将』『ウルトラマンダイナ』『ウルトラセブン1999』 ほか。 -
技術サポート:
『ワンダフルライフ』(2004)打撃指導、(2009ごろ)方言指導(奄美)。
まとめ
亀山忍さんは、俳優・タレントとして親しまれただけでなく、野球経験を活かした技術指導や、
故郷に根ざした方言指導など、作品の下支えでも光る現場の職人でした。
『水戸黄門』『ウルトラマンダイナ』『裸の大将』といった誰もが知るシリーズで
存在感を残し、2000年代には演技×実技のハイブリッドな貢献で制作現場に不可欠な
人材として重宝されました。
長い闘病の末の訃報は残念でなりませんが、画面の向こうで見せた温かな人柄と、
裏方での献身は、今も多くの視聴者とスタッフの記憶に刻まれています。
心よりご冥福をお祈りいたします。
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