1. 兄弟・家族─バンドを支えたもう一つの家族
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結成メンバーとバンド内の絆
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草野マサムネ(Vo/G)、三輪テツヤ(G)、田村明浩(B)、﨑山勝(Dr)の
4人は、高校時代からの同級生・先輩後輩の仲。 -
互いに「バンド兄弟」と呼び合うほどの強い信頼関係が、創作の原動力に。
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バンドを後押しした家族たち
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メンバーのほとんどが音楽好きの家庭で育ち、親御さんの
理解とサポートが大きかった。 -
草野マサムネは幼少期からクラシックを聴いて育ち、地元・世田谷の
母親がたびたびギターの練習を手伝ったエピソードも有名。
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音楽的兄弟との交流
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デビュー前から同世代バンド(シャ乱Q、JUDY AND MARY など)とは
ライブハウスを共に回る仲間であり、互いに切磋琢磨してきた。
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2. 芸能(音楽)への軌道──メジャーデビューまでの足跡
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高校時代の結成(1987年)
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武蔵野市の高校で同級生・先輩後輩が集まりバンド結成。
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吉祥寺・三鷹エリアの小規模ライブハウスで腕を磨く。
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自主制作盤リリースとインディーズ活動(1988~1990年)
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自宅録音のデモテープを大学祭やライブハウスで配布。
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インディーズシーンで徐々に口コミが広がり、レコード会社の目に留まる。
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メジャーデビュー(1991年)
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シングル「ヒバリのこころ」でCBSソニー(現ソニー・ミュージック)からデビュー。
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同年リリースの1stアルバム『ヒバリのこころ』で新人離れしたサウンドが評判に。
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ブレイクの決定打(1993~1995年)
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2ndアルバム『名前をつけてやる』収録の「ロビンソン」が大ヒット。
オリコンTOP10入りを果たし、一躍スターダムへ。 -
テレビ番組への出演や大型夏フェス参戦で全国区の人気を獲得。
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多彩な表現の追求(1996年以降)
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アコースティック編成やフォーク寄りアレンジを取り入れ、
ロックにとどまらない音楽性を展開。 -
1998年シングル「楓」は静かなバラードながら長く支持され、「名曲」として定着。
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3. 地元情報─吉祥寺&武蔵野を彩るスピッツゆかりのスポット
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ライブハウス「シルバーエレファント」
彼らが高校生の頃から通い詰めた、吉祥寺の老舗ライブハウス。
地元アーティストの登竜門としても知られる。 -
三鷹の「風の散歩道」
草野マサムネが散歩中にメロディのアイデアをメモしたという逸話が残る緑豊かな遊歩道。 -
武蔵野公会堂(現:アミューホール)
インディーズ時代、小規模ライブや大学サークル企画でステージを踏んだ思い出深い場所。
4. 2025年最新情報─名曲「楓」が初の映画化!
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公開決定
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タイトル:『楓』
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公開日:2025年12月19日
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配給:東映/アスミック・エース
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クリエイティブチーム
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監督:行定勲(『世界の中心で、愛をさけぶ』)
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脚本:高橋泉(『ソラニン』『東京リベンジャーズ』)
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プロデューサー:井手陽子
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ストーリー概要
亡くした大切な人を胸に抱えた男女が、ニュージーランドの広大な
自然の中で再生へと歩み出す「楓」の花言葉(調和・美しい変化・大切な思い出・遠慮)を体現する、
切なくも希望に満ちた新たなラブストーリー。 -
ティーザー&ビジュアル
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壮大な青空、紅葉に染まる楓の葉、湖畔や星空シーンなど、映像は7月解禁済み。
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公式SNSでキャスト続報や主題歌スペシャルバージョンの配信が予定。
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🎥 あとがき
デビューから34年、今なお新しいファンを作り続けるスピッツ。その「兄弟」のような強い絆と
地元への思い入れが、彼らの音楽を温かく支えています。
2025年末に公開される映画『楓』を機に、名曲の背景にもぜひ触れてみてください。
未来へと続く楓色の物語が、あなたの心にも寄り添うはずです。
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