格闘技界に神の子と称された山本KID徳郁氏(1977-2018)は、MMAの草創期から日本の
総合格闘技シーンを牽引しました。
本記事ではKID氏の年収推移を中心に、キャリアを彩った試合やリング外での活動、
そしてファン必見の豆知識・裏技・口コミをまとめ、その偉業と影響力を探ります。
基本情報
本名:岡部 徳郁(旧姓:山本)
ニックネーム:KID、神の子
国籍:日本
生年月日:1977年3月15日
出身地:神奈川県川崎市
没年月日:2018年9月18日(享年41)
所属歴:PUREBRED大宮 → PUREBRED東京 → KILLER BEE → KRAZY BEE(糸満)
階級:フェザー級、バンタム級
身長/体重:162.6cm/61.2kg
リーチ:167.6cm
バックボーン:レスリング、修斗
家族:父・山本郁榮、姉・山本美憂、妹・山本聖子
親戚:山本アーセン(甥)、ダルビッシュ有(義弟)
テーマ曲:狂蜂の詩(たなか雄一狼 feat. SHINGO☆西成)
年収推移(推定)
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2000年頃(修斗全盛期):
約300万円~500万円 -
2005年頃(PRIDE参戦時期):
約1,000万円~1,500万円 -
2010年頃(K-1・DREAM参戦時期):
約2,000万円~3,000万円 -
2015年頃(スポンサー契約増加):
約3,000万円~4,000万円 -
2018年(引退直前):
約2,500万円~3,500万円
キャリアハイライト
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1999年:
全日本学生レスリング選手権 58kg級 金メダル -
2000年:
修斗デビュー戦 勝利 -
2005年:
PRIDE参戦、マウリシオ・ショーグン戦で圧倒的なパフォーマンス -
2007年:
DREAMフェザー級トーナメント ベスト4進出 -
2012年:
KRAZY BEE設立、後進育成に注力
豆知識
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KID氏の初期リングネーム「神の子」は、デビュー直後の無敵ぶりから命名された。
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リング上で見せた髪型は、自身が尊敬するボクサー・マイク・タイソンの
スタイルを取り入れたもの。 -
勝利後のヒット曲「狂蜂の詩」は、KID氏自ら選曲し入場テーマに採用した。
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練習拠点のPUREBRED東京は、アメリカ人ファイターも多数参加する国際的な環境だった。
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引退後はエキシビションマッチや解説者としても活躍、
YouTubeチャンネル登録者数は10万人超。
裏技
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打撃+寝技の連携ドリル:
打撃からすぐにテイクダウンに移行する反復練習で試合中の連携を強化。 -
高速マット運動:
レッスンマットでのシャトルランを取り入れ、スタミナと瞬発力を同時強化。 -
冷水&サウナ交互浴:
試合前後のケアとして冷水とサウナを交互に行い、疲労回復と精神集中を図った。 -
瞑想ルーティン:
試合前には必ず5分間の瞑想を行い、集中力と平常心を維持。 -
義弟ダルビッシュ有との合同トレーニング:
投手パフォーマンス向上と打撃視点の共有で相乗効果を得た。
口コミ
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「KIDの試合は見る者を惹きつけるエンタメ性が最高でした」
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「解説者時代のKIDは知識が深く、試合の見方が変わりました」
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「PUREBREDジムで練習を見学した際の雰囲気が熱かった」
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「引退後もリングに戻ってくる姿は感動しました」
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「KIDの生き様は格闘家のロールモデルです」
ダルビッシュ有との絆と合同トレーニング
山本氏は義弟であるメジャーリーガー・ダルビッシュ有選手と深い絆を築いていました。
二人は家族の集まりだけでなく、トレーニング面でも切磋琢磨。KID氏が打撃フォームや
フィジカル強化法を伝授し、ダルビッシュ選手はピッチングメカニクスやメンタル
トレーニングの知見を共有するなど、異種スポーツ間のシナジーを生み出しました。
特に、KID氏が取り入れていた高速マット運動をキャッチボール前のウォームアップに応用し、
瞬発力と柔軟性の向上に役立てるなど、互いのパフォーマンス向上に大きく貢献しました。
まとめ
山本KID徳郁氏は、格闘技だけでなくファンの心にも強烈な印象を残しました。
リング上での戦績とともに、多彩な収入源を築き上げた年収推移からも、その影響力の
大きさがうかがえます。
今なお伝説として語り継がれるKID氏の軌跡は、後進の格闘家にも大きな指針となっています。
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