ルーキーイヤーと初年俸
今宮健太選手は、2011年ドラフト3位で福岡ソフトバンクホークスに入団し、
2012年シーズンの年俸は推定800万円でプロデビューを果たしました。
高卒新人ながら打撃・守備の器用さが買われ、開幕一軍入りを果たして
初安打を放つなど、早くから期待の若手捕手として注目を集めました。
一軍定着と初昇給
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2013年:
推定年俸1000万円(打率.240を記録し、代打や守備固めで貢献) -
2014年:
推定年俸1500万円(一軍出場50試合、捕逸減少が評価され昇給)
二軍での鍛錬を経て、安定したキャッチングとリード力を示し、
徐々に一軍での存在感を高めました。
打撃覚醒で大幅アップ
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2015年:
推定年俸3000万円(打率.270・8本塁打をマークし、打撃力向上が評価) -
2016年:
推定年俸6000万円(規定打席到達、正捕手として打率.288・12本塁打)
打力を武器にクリーンナップも任されるなど、捕手ながら攻撃面での貢献が
契約更改に直結しました。
キャリアハイと年俸1億円突破
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2017年:
推定年俸1億2000万円
(打率.302・15本塁打・OPS.800超え。リーグ屈指の攻守バランスが評価)
初の年俸1億円突破により、日本球界屈指の高給捕手へと躍進。
チームの司令塔として見事に存在感を示しました。
豆知識:今宮選手の捕手ルーティン
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リード練習の徹底:
試合前に投手と1対1、または全投手陣を相手にサイン練習を繰り返して、
配球サインの確認を入念に行います。投手の癖やバッター傾向に合わせてサインを微調整し、本番での
コミュニケーションミスをゼロに近づけています。 -
キャッチングドリル:
毎朝30分間、フロントロールからステップ、二塁送球までを一連の動作で行い、
タッチタイムを1.8秒以内に収める訓練を欠かしません。メトロノームを使いリズムを一定に保つことで、どんな状況下でも同じ動きを実現します。
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フレーミング強化:
小型のミニキャッチャー用ターゲットを使い、ワンタッチで捕球位置を変える
フレーミング技術を磨きます。ミットの動きと視線の連動を高めることで、ストライク判定獲得率を向上させています。
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メンタル管理:
試合前は深呼吸を繰り返しながらイメージトレーニングを実施。捕手としての集中力を高めるため、過去の好プレーや逆境からの
逆転シーンを頭の中で再生し、ポジティブな心理状態を作り出します。 -
リカバリー&フィジカルケア:
試合後はアイシングで炎症抑制を行い、専用のマッサージガンで腹筋・背筋・脚部を
ほぐし、翌日のキャッチング動作に備えます。週に一度はプロ仕様のストレッチポールで全身をリセットし、柔軟性を維持しています。
メディア出演と副収入
今宮選手は守備と打撃力の両立が評価され、野球解説番組やCM出演も増加。
出演料は年間約1000万円と推定され、地元福岡の企業広告やイベント登壇を含めると、
実質年収は1.5億円前後に達していると見込まれます。
将来展望:海外挑戦と引退後の可能性
MLBや台湾リーグなどの海外挑戦が噂され、移籍が実現すれば
年俸は数億円規模に跳ね上がる可能性があります。
国内残留でも、3年連続2億円超えを視野に入れた契約更改が期待され、
引退後は捕手コーチや解説者としての指導・発信の場が広がる逸材です。
まとめ
今宮健太選手の年俸は、プロ入り1年目の800万円からキャリアを重ねるごとに
飛躍的に上昇し、代打や守備固めでの貢献を経て打撃覚醒時には3000万円、
正捕手定着で6000万円、そして2017年には1億2000万円と、日本球界屈指の
高給捕手へと駆け上がりました。
安定したバッティング技術と捕球・リード力の両面で評価され、契約更改を重ねるたびに
金額に反映されたことがステップアップの証です。
今後はMLBや台湾リーグへの挑戦、新たな契約更改でさらに高い評価が見込まれ、
数億円規模の年俸を手にする可能性があります。
引退後は捕手コーチや野球解説者として培った知見を活かし、指導・発信の場でも
高い需要が期待される逸材です。
今宮選手の“捕手としての価値”は年俸という数字を超え、長期的に
球界へ大きな影響を与え続けるでしょう。
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