基本プロフィール
荒牧陽子(あらまき ようこ)は1981年1月14日生まれ、岡山県岡山市出身のものまねシンガー
であり、シンガー、スタジオミュージシャンとしても活動。
4オクターブ級の声域と高い再現力で、J-POPから昭和歌謡、演歌、洋楽まで幅広いジャンルを
歌いこなす。
ガイドボーカルとして200曲以上を担当した経験があり、その技術は国内屈指と評価されている。
学生時代と家族構成
荒牧陽子は3人きょうだいの長女として岡山で育つ。両親、妹、弟との5人家族で、
地元は岡山市東区。
小学校は芥子山小学校、中学校は旭東中学校、高校は就実高校に通い、幼少期から歌に親しんだ。
歌の大会や合唱活動を通じて歌唱力を磨き、家族との絆も深く、
SNSでは妹や甥との交流がたびたび話題になる。
芸能デビューまでの軌跡
高校卒業後、歌手を目指して上京。オーディションや音楽事務所での活動を経て、
カラオケメーカーのガイドボーカルやコーラスとして活躍。
お手本の歌声を担当するガイドボーカルは高精度な歌唱力が求められ、
この経験が彼女の表現力と声のコントロールを飛躍的に高めた。
『スター☆ドラフト会議』でのブレイク
2011年、日本テレビ系『スター☆ドラフト会議』に出演。浜崎あゆみ、倖田來未、
中島美嘉、坂本冬美など、多彩なアーティストを歌い分けるものまねシンガーとして
注目を集め、一躍全国区の人気者に。
以降『ものまねグランプリ』『笑っていいとも!』などに多数出演し、
年間200本以上のテレビ・イベントに出演した。
休業と復帰
2012年末、多忙による体調不良と喉の不調で活動を休止。療養と家庭生活に専念し、
2017年頃からライブを中心に活動再開。
2018年にはテレビ復帰を果たし、『ダウンタウンDX』で結婚・出産を公表した。
復帰後の活動とカバー曲の魅力
復帰後は、ものまねの枠を超えて歌手活動を拡大。
2019年には昭和歌謡カバーアルバム『リスペクト!〜私が昭和を歌ったらこんな感じ!〜』を
リリース。
ライブやディナーショーでは、J-POP、演歌、昭和歌謡、洋楽までを自在に歌い分け、
観客を魅了している。
得意ジャンルと特徴
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J-POP(SPEED、宇多田ヒカル、倖田來未など)
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演歌・歌謡曲(坂本冬美、石川さゆり)
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洋楽ポップス(マライア・キャリー、セリーヌ・ディオン)
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昭和歌謡(中森明菜、松田聖子)
曲ごとに発声や声色を変え、本人さながらの歌声を再現できるのは
長年のガイドボーカル経験による技術の賜物。
主なテレビ出演と曲目
近年はフジテレビ『オールスター合唱バトル』や『千鳥の鬼レンチャン サビだけカラオケ!』に出演し、歌唱力を披露。
『千鳥の鬼レンチャン』第55回セットリスト
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Blue Velvet(工藤静香)
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夜桜お七(坂本冬美)
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White Love(SPEED)
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恋のつぼみ(倖田來未)
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Mela!(緑黄色社会)
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幸せをつかみたい(広瀬香美)
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Ordinary days(milet/中島みゆきものまね)
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花束を君に(宇多田ヒカル/倖田來未ものまね)
ライブ・ディナーショー情報
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2024年5月:鹿児島『ぶっちぎり!歌まねLIVE2024』(松浦航大と共演)
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2024年8月:滋賀『最強!!歌まねライブ2024』(松浦航大と共演)
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2025年4月:『荒牧陽子×Mr.シャチホコ Special LIVE』
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2025年8月:奈良・大阪・高知でジョイントライブ(松浦航大、よよよちゃんと共演)
近年の話題
2024〜2025年は『オールスター合唱バトル』に出演し、Mr.シャチホコ率いる
ものまね合唱団の一員として活躍。
全国各地でのコンサートやホールツアーも精力的に行い、
テレビとライブ両面で存在感を放っている。
まとめ
荒牧陽子は、歌唱力・声の再現度ともに国内トップクラスのものまねシンガー。
岡山で育った歌への情熱と、ガイドボーカルで培った職人的技術が彼女の魅力を支えている。
休業を乗り越えた今も進化を続け、音楽ファンの心を掴み続けている存在だ。
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