兄弟・家族
広島県安芸郡府中町の漁師町に生まれ育った竹川美子(本名:竹川良子)。長女として生まれ、
弟は商社勤務。
幼少期、父が船上で口ずさんでいた「瀬戸の花嫁」に合わせて三味線を覚え、
母からは日本舞踊と民謡の手ほどきを受ける。
家族ぐるみで祭りや盆踊りに参加し、町内会の舞台が初ステージだった。
弟も姉の背中を追い、学生時代はコーラス部に所属していた。
芸能までの道のり
1991年:
地元『NHKのど自慢』府中大会で優勝。
1997年:
叶弦大氏に師事、東京で内弟子として6年間修行。
作曲・編曲から声楽・舞踊まで学び抜く。
2003年5月21日:
「江釣子のおんな」で日本クラウンからデビュー。
同曲は初動で10万枚を超え、最終的に20万枚を突破。カラオケ定番曲に。
2006年:
第48回日本レコード大賞「雪の海峡 津軽」で日本作曲家協会奨励賞受賞。
2007年:
第28回松尾芸能賞 歌謡新人賞受賞。
2011年:
第44回日本有線大賞「花しのぶ」で有線放送協会賞受賞。
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2012年
シングル「津軽恋情」を発表。北東北の港町を舞台にしたドラマティックな楽曲で、
地方局の歌番組を中心に話題に。 -
2014年
デビュー10周年記念曲「花水恋」を発売。府中町文化ホールでの記念コンサートは
即日完売し、アンコール公演も開催。 -
2016年
初のベスト・アルバム『美子演歌祭~2003-2016』をリリース。
全国ツアー「美子演歌祭巡業」を東北から九州まで巡演。 -
2018年
日本クラウン創立60周年企画アルバム「演歌名曲集」に参加。NHK BS時代劇主題歌への
起用も果たし、演歌の新たなファン層を獲得。 -
2020年
YouTube公式チャンネル「竹川美子 演歌動画通信」を開設。自宅からの生配信や、
三味線・民謡レッスン動画が登録者を伸ばす。 -
2021年
府中町観光大使に就任。地元・広島の観光PRイベントでスペシャルステージを
披露するほか、NHK広島放送局の特番にも出演。 -
2022年
シングル「海峡残情」をリリースし、オリコン演歌チャート初登場15位。
地元ラジオ局でパーソナリティも務める。 -
2023年
府中町でアマチュア演歌合唱団「花しのぶ会」を発足。
月2回の合同練習でコーラスアレンジを指導し、11月の初公演は大盛況。 -
2024年
デジタル限定シングル「雪見酒 tonight」を配信リリース。
全国20カ所を巡る「雪見酒コンサートツアー」を開催予定。 -
2025年
4月2日、新曲「海峡おんな船」をリリース。
8月8日には銀座山野楽器本店でリリースイベントを実施。
デビュー以来、正統派演歌の守り手として各地の温泉旅館公演や地方局歌番組にも多数出演。
舞台演出や民謡指導で後進育成にも力を注ぐ。
地元・府中町のおすすめスポット
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よしだ川河川敷公園:
春の桜並木が美しく、毎年「桜花舞台」と称した野外演奏会を開催。 -
府中臨空みなと公園:
瀬戸内海を望む展望台で、夕刻の撮影スポットとしても人気。 -
府中町郷土資料館:
漁師町の歴史と竹川家の古い三味線も展示。
裏ワザ・豆知識・口コミ
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喉ケア:蜂蜜のど飴+岩塩ひと摘みで保湿&殺菌。
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振袖シワ伸ばし:衣装を浴室で10分スチーム後、扇風機で乾かすとアイロン要らず。
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間奏盛り上げ:「江釣子のおんな」サビ前フェイクで拍手を誘う。
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地元梅穴場:よしだ川沿い唯一の古木、早朝撮影に最適。
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ライブ構成:前半カバー、後半オリジナル&「江釣子のおんな」で締めると老若男女◎。
演歌合唱団「花しのぶ会」の軌道
2024年秋に発足した地元出演者主体のアマチュア合唱団「花しのぶ会」。
月2回のレッスンで演歌のコーラスアレンジを学び、2025年3月に府中町文化ホールで
初定期公演を開催。
メンバーはシニアから若手まで約50名。
竹川の手ほどきによるオリジナル&カバー楽曲で満員の聴衆を魅了した。
今後は県内巡演や町おこしイベントでの出演を予定。
最新情報(2025年)
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新曲リリース:4月2日「海峡おんな船」
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リリースイベント:8月8日 東京・銀座山野楽器本店にてミニライブ&握手会
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合唱団公演:9月20日 府中町文化ホール「花しのぶ会 第2回公演」
まとめ
竹川美子は、幼少期から父譲りの演歌魂を胸に、1991年のど自慢優勝を皮切りに、
叶弦大氏の下で6年の内弟子修行を積んだ[芸]匠の道を歩み、2003年に
「江釣子のおんな」で鮮烈デビュー。
以降、数々のレコード大賞奨励賞や有線大賞を受賞し、年間1~2枚のシングルと
コンサートを精力的に展開。
2014年の10周年、2016年のベスト盤、2018年の周年企画参加、さらにYouTubeや
地元観光大使就任を通じて新たなファン層を獲得。
2023年には自ら合唱団を立ち上げ地域文化に貢献し、その活動は今や演歌の
枠を超えて広がりを見せています。
2025年も最新曲「海峡おんな船」で全国を巡り、演歌を未来へつなぐ架け橋となり
続けています。
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