歌手荻野目洋子がビクター契約終了で新章へ踏み出す2025年までの歩み

2025年6月21日、歌手荻野目洋子（おぎのめようこ、1968年12月10日生まれ）が所属レコード会社ビクターエンタテインメントとの契約を満了し、長年所属したライジングプロダクションとは業務提携へと移行することを公式発表しました。

デビュー40周年を迎え、次なるキャリアの展開を見据えた決断です。

幼少期からデビューまでの原点―家族と音楽のルーツ

千葉県柏市で生まれ育ち、民謡を習い「完璧な発声」と評される。
小学生ユニット「ミルク」で歌声を披露した後、中学2年で声優デビュー。
1984年にビクター音楽産業からソロ歌手としてデビューを飾ります。

1985年のシングル「ダンシング・ヒーロー (Eat You Up)でブレイクし、
日本レコード大賞金賞を4年連続受賞、紅白歌合戦に5回出場。

斬新なユーロビート調で一世を風靡し、1988年には米プロデューサーとアルバム制作に挑戦。

ドラマ『早春物語』やNHK連続テレビ小説『凛凛と』など主演女優としても活躍。
アニメ『みゆき』『バリバリ伝説』ではヒロインの声優を務め、多彩な表現力を見せました。

2001年に結婚し、2002～2006年に3人の女児を出産。専業主婦として子育てに専念するも
2009年まで歌手活動を休止。
2010年以降インディーズ参加やCM出演で徐々に復帰を果たします。

2014年の30周年を契機に『ディア・ポップシンガー』を発表。翌2017年には大阪府立登美丘高
ダンス部との共演で「ダンシング・ヒーロー」がリバイバルヒットし特別賞を受賞しました。

2025年6月21日、ビクターとの契約を満了し、新レーベルでの活動を表明。
ライジングプロダクションとは引き続き業務提携し、公式窓口を維持。

SNSでは夏至の日の12:10に発表した理由や感謝を綴り、これまでの歩みを
シチューのような関係”と例えました。

姉に女優・荻野目慶子を持ち、堀越高卒。夫は元プロテニス選手の辻野隆三。
3女の母としても家庭を支え、15年越しの結婚式や家族共演などエピソードが多彩です。

荻野目洋子の新たな船出は、歌手人生の次の40年を示唆するものです。
今後のリリースやライブ活動から目が離せません。