兄弟・家族の絆
木村徹二(きむら・てつじ、1991年7月11日生まれ)は、演歌歌手・鳥羽一郎の次男として
東京都に誕生し、横浜で育ちました。
家族はまさに歌の王国で、父・鳥羽一郎は演歌界を代表する大御所。
叔父に演歌歌手・山川豊、兄にポップスデュオ「竜徹日記」のパートナー木村竜蔵を持ちます。
音楽一家の中、幼少期から舞台裏で父のマイクを拭き、ステージ袖で太鼓のリズムを刻むなど、
歌の現場”が遊び場でした。
家庭内では、兄弟そろってお正月の父のステージに御鏡餅を手渡す伝統を守り、
家族の絆を歌に重ね合わせて育ちました。
芸能までの道のり
幼少期からカラオケで父のヒット曲を熱唱し、高校時代には文化祭のステージで
初めてソロ歌唱を経験。
駒澤大学に進学後はバスケットボールサークルに所属しつつ、アカペラサークルで
音楽づくしの日々を過ごしました。
2016年8月、兄・竜蔵と共にポップスデュオ「竜徹日記」を結成。シンガーソングライターとしての才能を発揮し、オリジナル曲をライブハウスや企業イベントで披露しました。
2019年6月25日、『徹子の部屋』に父・鳥羽一郎、兄・竜蔵と初の三世代共演出演。
親子三人の和気あいあいとしたトークは視聴者に大きな感動を呼びました。2021年には、
漁業関連のJF共済70周年記念ソング「めぐりめぐる」を兄弟で発表。漁師文化へのリスペクトを
込めた歌詞は同業者にも高く評価されています。
そして2022年11月16日、演歌歌手としてソロデビュー。シングル『二代目』は兄が作詞・作曲を手がけ、徹二自身が父の背中を追う覚悟を込めて歌い上げました。
兄弟とレコード会社社長の後押しを受け、伝統と革新を両立させたデビュー曲は
オリコン演歌チャートで40位を記録。
2024年には2作目『みだれ咲き』をリリースし、さらに自己最高の17位をマーク。
2025年2月5日発売の3作目『雪唄』では9位と初のトップ10入りを果たし、
二代目の名にふさわしい飛躍を見せています。
地元・横浜のおすすめスポット
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横浜港大さん橋国際客船ターミナル
港を一望できるウッドデッキは『二代目』のサビを歌う絶好のロケーション。
潮風が声を伸ばしてくれるよう。 -
三溪園(さんけいえん)
四季折々の日本庭園と古建築のコントラストが演歌の情緒を深め、
歌詞を紡ぐインスピレーションが湧く場所。 -
黄金町地区の路地裏カフェ
昭和レトロな佇まいのカフェが点在し、コーヒー片手に次曲の構想を練るのに最適。 -
横浜中華街の屋台グルメ
熟練シェフが腕を振るう小籠包や牛肉麺は、ライブ前の腹ごしらえに最適なパワーフード。
裏ワザ・豆知識・口コミ
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歌詞執筆の秘法
演歌の神様にあやかるため、実家の仏壇に手を合わせてキーワードを一文字ずつ授かる
神頼みメソッドを実践。 -
マイクワーク術
ステージでは、冒頭の息遣い”をマイクの指向性で際立たせ、聴衆をグッと引き込む
ノド元テクを父から伝授。 -
リハーサルルーティン
本番直前は「ゆっくり三十三回深呼吸」を行い、声帯と心を同時に整える
これで高音も安定。 -
衣装のこだわり
演歌歌手らしい和装ステージでは、背中の二代目刺繍がファンに好評。
衣装はすべて横浜の和裁職人に特注。
演歌合唱団の軌道
2023年夏、横浜・川崎を中心に活動する社会人演歌合唱団「演歌の風」を結成。木村徹二が
リーダー兼アレンジャーを務め、月1回の練習で『二代目』を合唱アレンジ。
秋の地域文化祭で初舞台を踏み、集団による声の厚みが演歌の力強さを際立たせました。
団員はサラリーマンや主婦が中心で、「家事や仕事の合間に心を癒す場所」として評判に。
2025年春には、母校・駒澤大学での特別公演と、父・鳥羽一郎との合同ステージを計画中。
これからも歌の裾野”を広げ、演歌文化の新たな可能性を切り拓きます。
まとめ
演歌界の名門・鳥羽一郎の次男として生まれ、ポップスと演歌を自在に歌い分ける木村徹二。
兄弟デュオ「竜徹日記」での活動を経て、2022年に満を持して演歌ソロデビュー。
地元・横浜への愛着と家族の絆を胸に、二代目”として次代の演歌を歌い継いでいきます。
今後は合唱団の活動や父子共演など、新展開が目白押し。二代目・木村徹二の挑戦から
目が離せません!
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