アナウンサーまでの道のり―福岡からメディアの最前線へ
福岡県北九州市(小学2年まで福岡市)出身の山﨑萌絵さん。福岡県立小倉高等学校(61期)を
経て早稲田大学法学部に進学。在学中からアナウンス技術を磨き、2014年4月に九州朝日放送(KBC)のアナウンス部へ入社。
地域報道から情報バラエティ、スポーツ中継まで幅広く担当し、視聴者の信頼を得ています。
兄弟―幼き日の支えとなった家族の存在
幼くして福岡市から北九州市へ転居し、地元の環境変化を兄弟と共に乗り越えた経験が原点に。
ご本人は「兄弟の存在が、毎日の挑戦を楽しむ原動力」と語っており、産休・育休を経て職場復帰した際にも、家族の理解と支えが大きな支柱となったことを明かしています。
学生時代の夢と人柄―未来へのビジョンと素顔
早稲田大学法学部在学中、山﨑さんは将来の夢を「社会に寄り添い、誰かの役に立つこと」と語っていました。学生時代はアナウンス研修会のリーダーを務め、仲間と切磋琢磨しながら自分の声と向き合う日々を送っていました。
また、合唱団ではテナーとしてステージに立ち、人前で表現する楽しさを体感。
人柄は「温かく誠実」「好奇心旺盛」と評され、キャンパスでは後輩の相談役としても信頼される存在でした。留学やインターン活動を通じて、多様な価値観に触れ、柔軟な思考と強い
コミュニケーション力を培ったことが、現在の現場力につながっています。
豆知識
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感情ログノート術:
役柄に合わせて日々の感情を記録する手書きノートを作成。
リアルな感情の引き出しに役立てています。 -
沈黙練習ルール:
シーンの集中力を高めるため、撮影前は10分間スマホオフ、
無言で過ごすことで演技モードに切り替え。 -
セルフリハーサル会:
共演者とのリハーサル前に、第三者の視点を意識して台本を朗読し、
想定外の発見を常に取り入れる。
裏ワザ・豆知識―現場で活きるキャリアサバイバル術
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一呼吸リセットルーティン:
生放送前には3回深呼吸し、声の揺れを抑えて安定したトーンを保つ。 -
メモ速スキル:
取材中に要点だけを即座に略記する独自の速記法で、後のシナリオ作成をスムーズに。 -
声トレタイム:
週2回、通勤時間に腹式呼吸と滑舌練習を組み合わせた5分間トレーニングを実施。
口コミ―共演者・プロデューサーが語る信頼のアナウンサー像
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「緊張感のある現場でも落ち着く、安定感抜群の進行力」
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「取材先でも自然体で距離を縮めるコミュ力」
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「声だけで情景が浮かぶような、丁寧な言葉選び」
地元情報―北九州・福岡の魅力スポット
山﨑さんの原点である北九州市は、門司港レトロ地区や小倉城周辺の歴史散策が魅力。
福岡市時代の思い出の地・大濠公園ではリフレッシュも。地元の屋台文化も楽しみの一つで、
中でも博多ラーメンや明太子おにぎりは、帰省時の定番グルメとして家族で堪能しているそうです。
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