山本恵里伽が語る 姉との絆と放送部で磨いた声 熊本からTBSアナウンサーへの長い道のり

#アナウンサー

兄弟・家族のあたたかな支え

山本恵里伽(やまもと えりか)アナウンサーは、1993年10月8日、熊本市で生まれ育ちました。

  • 家族構成
    父は公務員、母は元小学校教員。その間に生まれた恵里伽さんは、
    3歳年上の姉と3人家族。

    姉妹仲は今も良く、小学生の頃は一緒にピアノ教室へ通い、
    二重唱のコンクールにも出場した経験があります。

  • 母の読み聞かせ
    母は毎晩、童話やアニメ絵本を読み聞かせるのが日課。恵里伽さんはそこで
    「声で伝える楽しさ」を知り、中学での朗読部入部につながりました。

  • 姉からのエール
    姉は中学・高校とバレーボール部に所属し多忙でしたが、放送部活動を始めた妹に
    「あなたの声は人の心に届く」と励まし、ナレーション原稿の練習相手を買って
    出てくれたそうです。


放送部で磨かれた声と表現力

西原中学・済々黌高校での挑戦

  • 放送部入部のきっかけ
    小学校時代の友人から誘われ、中1で西原中の放送部へ。「NHK杯全国中学校放送コンテスト」の朗読部門を知り、夏休みの宿題以上に熱心に台本を読み込んだといいます。

  • 済々黌高校放送部の伝統
    県内トップクラスの実績を誇る済々黌高校に進学し、ドキュメンタリー制作に参加。

    熊本赤十字病院を取材した番組では、インタビューの質問構成や音声編集まで手がけ、
    全国大会入賞を果たしました。

明治大学演劇学科で映像制作に挑む

  • 映像サークルでの学び
    大学では舞台演劇を学びつつ、映像制作サークルでカメラワークや編集、
    ディレクションを経験。

    実母から「声を生かす仕事を考えたら?」と背中を押され、アナウンサーへの道を
    本格的に志すようになります。

  • テレビ朝日アスクでの訓練
    2年次から東京・六本木のスクールに通い、ニュース原稿読み、早口言葉、
    スタジオ実習を重ねました。

    同時期にBS朝日『News Access』の学生キャスターとして生放送を経験し、
    カメラ目線やプロンプター操作を習得。


TBSアナウンサーへの就職と同期の絆

  • 二社受験からの選択
    テレビ局アナ試験を2社受験、内定を得たTBSテレビへ2016年4月1日付で入社。

    同期は日比麻音子アナ、伊東楓アナ。
    入社直後から報道番組に抜擢され、即戦力ぶりを発揮しました。

  • 早期デビュー番組
    入社6か月後には『Nスタ ニュースワイド』木・金曜コーナー担当。『はやドキ!』
    『Nスタ』『JNNニュース』といった報道・情報番組で次々にレギュラーを務め、
    知識と進行力を磨きました。


熊本市ゆかりのスポットと想い

  • 熊本城の見守り
    幼少期、姉妹で訪れた熊本城はお気に入り。城壁の向こうに広がる街並みを見ながら、
    「大きな視野を持つこと」を学んだといいます。

  • 水前寺公園の静寂
    朗読練習の後に池のほとりで風景を眺め、声に込める「間(ま)」と「余韻」を
    体感しました。

  • ご当地グルメ
    地元ラーメン店「黒亭」のこってりとんこつや、馬刺しと米焼酎でリフレッシュ。
    熊本の味は疲れた身体と心を支えてくれる故郷の味だそうです。


現在の活躍と今後の展望

  • 『news23』キャスター
    2019年からサブキャスター、2020年にはメイン代理、2023年9月から
    金曜メインキャスターを歴任。

    2024年4月からは『報道特集』の新キャスターに就任し、硬派な報道で視聴者の
    信頼を獲得しています。

  • ラジオ・バラエティ進出
    TBSラジオ『爆笑問題の日曜サンデー』アシスタント、『千鳥のかいつまんで…』
    進行など、声の魅力を生かし多彩に活躍。


まとめ

山本恵里伽アナは、姉とのピアノ二重唱から放送部での朗読・ドキュメンタリー制作、
大学での映像経験を経て、TBSアナウンサーとして報道の第一線に立ち続けています。

熊本城や水前寺公園といった故郷の風景と、家族の支えが磨いた声は、
これからもニュースや番組を通じて多くの人の心に届くことでしょう。

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