大分県・水郷日田が育んだ声―兄弟・家族・江藤愛アナウンサーの軌跡と地元愛

大分県日田市出身、TBSテレビの管理職アナウンサーとして早期昇進を果たした江藤愛
（えとうあい）アナ。

中学時代に「木佐彩子アナの笑顔」に励まされたという彼女は、情報を届ける”楽しさと
音楽への愛を武器に、多彩なキャリアを築いてきました。

今回は、ご家族や幼少期の思い出、アナウンサーへの道のり、また誰でも使える
裏ワザや地元トリビアまで、江藤アナの“全部盛り”でお届けします。

１．兄弟・家族―日田で育んだ心のふるさと

姉との絆
- 江藤アナには２歳年上のお姉さんが一人。
  幼少期のミニテレビ局ごっこ”は、姉がディレクター役、愛アナがリポーター役。
  
  自作の「ニューステープ」を近所へ配り歩き、初めて人に情報を伝える
  喜びを味わったそう。
- 高校時代、姉に連れられて行った浜崎あゆみのライブは、後にライブスタッフ・
  えとちゃん名義でＴＢＳ音楽番組を担当する原点です。
両親からの教え
- 父は地元工務店を営み、母は看護師。忙しい中でも、家庭の食卓には自家製
  パンが並び、江藤アナは「パン作りは子供心をくすぐる最高のお手伝い」だったとか。
- 旅先から送る絵はがきや、廃材で作った竹とんぼも、幼い彼女に「自分だけの伝え方」を教えてくれました。

三隈川（みくまがわ）筏下り
- 小学校の校外学習で川面をすれすれに下る筏（いかだ）体験。自然のスケールと
  緊張感は、後にフィールドリポートでの当事者意識を養う原点に。
豆田町（まめだまち）さんぽ
- 江戸時代の白壁の町並みを、町の語り部さんと歩き取材。「ざびえる」を手土産に、
  和菓子に込められた歴史を伝えるレポートを自主制作して好評に。
ご当地グルメ：日田焼きそば＆地鶏の炭焼き
- 放課後バイト帰りに通った屋台の味は、「濃厚ソース×パリパリ麺」で
  近隣局への差し入れにもリクエスト多数。
  
  地鶏炭焼きの香ばしさは、取材弁当にも勝る究極のエナジーフードです。

木佐彩子ムーブメント
中学時代、テレビで見たフジテレビ木佐彩子アナの笑顔に「声の力で誰かを支えたい」と
決意。以来、声で届ける”仕事を夢見ました。
日田高校・登山部マネージャー
部員の練習中、マイクで声をかけ続けた経験が、後の生中継対応力に直結。
体力と声の両方を鍛えました。
青山学院大学での成長
- 文学部英米文学科で発声と英語を学び、「準ミス青山」受賞。
- 週末はＴＢＳ＆日テレのアナウンススクールに通い、ニュース読みだけでなく、
  映像編集やライティングも自学自習しました。
２００９年・ＴＢＳ入社と同期・田中みな実デビュー
- 深夜の『アナＣＡＮ』で二人揃って華々しくデビュー。
- すぐに帯番組（『はなまるマーケット』『ひるおび！』）のアシスタントに抜擢され、秒読みのニュース読みと生対応力を磨きました。
えとちゃん開花
2020年、『ＣＤＴＶライブ！ライブ！』で「ライブスタッフ・えとちゃん」として音楽
番組進行を担当。番組外の熱狂的音楽愛が大反響を呼び、新たなキャリアを開拓しました。