兄弟・家族
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父:
沖縄県出身。
かつて地元で小さなバーを経営し、三線の演奏を趣味とする。内海さんが幼い頃から、琉球音楽の生演奏で歌を聴かせ、「舞台の熱」を
家庭に持ち込んだ。 -
母:
チリ出身。来日後は社交ダンス講師として活躍し、自宅には常にラテン音楽が流れていた。バイリンガル環境で育った内海さんは、日常会話だけでなく感情表現にも
スペイン語のリズムを強く影響を受けている。 -
兄:
2歳年上。
地元の少年野球チームで共に汗を流し、中学時代はバンド活動のリズム隊としても協力。現在は外資系企業に勤務し、プライベートでは内海さん同様、
多方面の芸術イベントに足を運ぶ“同志”。
このように、音楽と舞台芸術が家業のように馴染む家庭で育ち、内海さんは「歌うこと」
「身体を使って表現すること」への強い憧れを抱いた。
プロフィール
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生年月日:1995年1月16日
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出身地:神奈川県秦野市
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身長:178cm
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血液型:AB型
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特技:
ギター(弾き語り/コード作曲)、歌唱(ミュージカル唱法)、
作詞・作曲、野球(元エースピッチャー) -
資格:
PADIオープンダイバー(ダイビングで呼吸制御術を習得) -
所属事務所:
ホリプロ・ブッキング・エージェンシー(2024年11月より)
幼少期〜演劇への目覚め
1. 幼児期(0〜6歳)
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言語環境:
家庭では日本語とスペイン語が飛び交い、多感覚的に「言葉の音色」を体感。 -
音楽との邂逅:
父の三線、母のラテンギター。
心地よい南国のリズムと哀愁を帯びた沖縄民謡を、小さな耳で自然に吸収。
2. 小学校(7〜12歳)
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ピアノレッスン:
7歳から近所の音楽教室でピアノを学び、学校のお遊戯会では自作の童謡を披露。 -
スポーツとの両立:
野球チームに加入し、投手として地域大会で優勝経験。
身体を動かすことと歌うことの両立に生きがいを感じる。
3. 中学校(13〜15歳)
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軽音楽部入部:
ボーカル兼ギタリストとしてバンドを結成。
ビートルズやジョン・レノンのナンバーをアレンジし、文化祭で満席を獲得。 -
演劇との出会い:
部活動の先輩に誘われ、演劇部の舞台に端役で出演。
背後からライトに照らされた観客の視線に「役者の歓び」を見いだす。
4. 高校〜大学(16〜22歳)
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保育士志望からの転機:
将来は保育士として子どもと関わる夢を持つも、演劇の楽しさに抗えず、
早稲田大学演劇研究会へ進学。 -
裏方体験:
脚本・演出補助、照明・音響オペレーションまで舞台制作をゼロから学び、
プロの舞台監督を志望するほど徹底した自主公演を成功に導く。
デビュー以降の主な歩み
年 | 活動・作品 |
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2006年 | 舞台デビュー:『ミュージカル テニスの王子様』3rdシーズン(日吉若 役)でプロデビュー。歌と殺陣を持ち味に、若手の注目株に。 |
2008年 | 東宝版『エリザベート』:皇太子ルドルフ役に抜擢。劇中の重厚なナンバーを安定感ある歌唱で歌い上げ、批評家から高評価。 |
2012年 | NHK Eテレ『Rの法則』:第2期メンバーとしてレギュラー出演。バラエティ要素もこなす多才ぶりを披露。 |
2014年 | 映画デビュー:『BLOOD-CLUB DOLLS 2』主演。役作りのためボクシングを習得し、アクションシーンでも鍛え抜かれた身体を見せる。 |
2016年 | 『レ・ミゼラブル』:ジャベール役で読売演劇大賞上半期ノミネート。重厚な低音で圧倒的存在感を放つ。 |
2020年 | ストレートプレイ:『鋼の錬金術師』エドワード・エルリック役。アニメ原作の舞台化に挑戦し、コミカルとドラマチックを使い分ける演技が支持。 |
2024年 | ホリプロ移籍:舞台だけでなく映像演技の幅を広げるべく、11月よりホリプロ・ブッキング・エージェンシーに所属。 |
2025年・最新プロジェクト
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新作ミュージカル『ミセン』
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2月上演。東京・大阪にて全20ステージ。
内海さんは主人公の青年画家を演じ、心情を吐露するソロナンバーで魅せる。
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単独公演「Aside – monodrama with music –」
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8月開催。
自身初の一人芝居+生演奏形式で、作詞作曲した楽曲を交えながら
自分自身を舞台上で語る新境地。
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朗読劇『オペラの夜』
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10月。音楽と朗読を融合させた実験的作品に出演。
ナレーションと歌の二刀流を披露予定。
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NHK連続テレビ小説 『らんまん』特別編
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2025年後半にゲスト出演が決定。
自然科学を志すヒロインの友人役として深みのある人間ドラマに参加。
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☆裏ワザ・豆知識
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スペイン語カラオケ術
スペイン語歌詞と日本語訳を行き来しながら歌う練習で、
リズム感と表現力を同時に鍛える。 -
潜水リフレッシュ法
ダイビングで深呼吸トレーニングをした後、舞台稽古に臨むと声帯の柔軟性が向上し、
長時間の歌唱も疲れにくい。 -
野球ボール発声
ピッチャー時代の「遠くへ正確に投げる」イメージで、声を舞台端まで飛ばす
ボイスエクササイズ。
☆ファンのリアルな3つの口コミ
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「舞台上の熱量が尋常じゃない! ジャベールの怒涛のソロで涙が止まらなかった」
(30代・女性) -
「YouTubeの自作ギター弾き語り動画が神。歌声の艶とギターの音色が癒しです!」
(20代・男性) -
「演技の幅が広くて驚き。笑いも泣きも全部入りのモノローグに引き込まれっぱなし」
(40代・女性)
まとめ
内海啓貴さんは、多文化ルーツを背負いながら幼少期から音楽と舞台芸術に触れ、早稲田大学演
劇研で裏方から演者まで幅広く学んだのち、2006年に『テニスの王子様』で舞台デビュー。
『エリザベート』や『レ・ミゼラブル』、映画『BLOOD-CLUB DOLLS 2』など、ジャンルを超えて活躍の場を拡大してきました。
2024年にはホリプロへの移籍を果たし、2025年は新作ミュージカル『ミセン』や単独公演「Aside」、朗読劇など多彩なステージに挑戦。
スペイン語×ダイビング×野球トレーニングの裏ワザで培った声帯と演技力を武器に、
ミュージカル界のみならず映像作品でも存在感を放つ逸材です。今後のさらなる飛躍に、
ぜひご注目ください!
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