台湾出身の5人組ロックバンド、五月天(メイデイ)。
彼らは結成当初から“兄弟”のように固い結束で知られ、「ロック界の義兄弟」とも
呼ばれる存在です。
本記事では、「五月天に兄弟(メンバー)は何人いるの?」「どんなバックグラウンドの
兄弟たち?」「兄弟的絆を育んだエピソードは?」といった疑問にお答えすべく、
メンバー構成・出身地・家族的エピソード・豆知識を徹底解説します。
1. 五月天は5人の“兄弟”からなる大家族
-
メンバー総数:5名
-
結成年:1997年
-
呼称:「五个傻瓜(5人のバカ兄弟)」「義兄弟バンド」など自称・愛称多数
-
平均活動期間:結成から28年、バンド史においては“長寿兄弟”とも称される
五月天は大学の軽音サークルで出会った5人が、そのままバンドを結成。
結成時からメンバー間の年齢差は2〜4歳と近く、本当の兄弟”のように育んだ
友情が音楽性の核となりました。
2. メンバー構成とプロフィール
メンバー名 | 担当 | 生年月日 | 出身地 |
---|---|---|---|
阿信(Ashin) | ボーカル/作詞作曲 | 1975/12/6 | 台北市 |
怪獸(Monster) | ギター/コーラス | 1976/10/28 | 新北市 |
石頭(Stone) | ギター | 1976/4/24 | 新竹市 |
瑪莎(Masa) | ベース | 1976/1/3 | 新竹市 |
冠佑(Ming) | ドラム | 1976/10/30 | 台北市 |
5名は全員が1975〜1976年生まれ。
地元の台北&新竹で青春時代を共に過ごした“幼なじみ兄弟”としてスタートしました。
3. 兄弟的エピソード:共同生活が結束を強化
ルームシェア時代
1997年、大学卒業後に全員で台北郊外のアパートを共同借り。
限られた家賃と練習時間を分担する中で、自然と“家の兄弟”意識が芽生えました。
-
家事シフト:
掃除・炊事を交代制で担当し、生活の苦楽を共に体験。 -
練習マラソン:
深夜まで曲作りや演奏リハを繰り返し、血の兄弟”さながらの努力を共有。
全国ツアーでの相互サポート
デビュー後のツアーでは、体力差や緊張感を兄弟同士でカバー。
怪獸は音響トラブル時に即座に楽器を調整し、阿信はステージ外でメンバーの
疲労を気遣うなど、まさに“血の通った兄弟”の連携を発揮しました。
4. 出身地別“同郷兄弟”の絆
-
台北兄弟(阿信&冠佑):
地元の夜市文化をMVに取り入れてヒット曲を生む。 -
新竹兄弟(石頭&瑪莎):
新竹グルメを一緒にプロモーションし、地元愛をアピール。 -
怪獸:
中間地点として両地域の橋渡し役を担い、兄弟の仲をさらに深める。
5. 自己プロデュース力:兄弟で作る“家の音”
阿信が中心の作詞作曲スタイルは、兄弟ミーティングなしには成り立ちません。
-
テーマ選定:
5人全員が日常の感情や社会問題を持ち寄る。 -
役割分担:
メロディ担当、ギターリフ担当、ベースライン担当、ドラムビート担当、
コーラス・アレンジ担当をそれぞれ兄弟で分担。 -
フィードバック合宿:
郊外スタジオで1泊2日の集中制作合宿を毎年実施。
このプロセスが、青春の“家族的ケミストリー”を音楽に昇華させています。
6. 豆知識・プチ情報まとめ
-
ファン呼称:
「五月天家族(Mayday Family)」。
コンサートで実際に“家族席”が設置されることも。 -
長寿理由:
全員が同年代かつ大学時代からの付き合いゆえ、相互理解と妥協がスムーズ。 -
冠佑の家庭料理:
ツアーバス内でベトナム風汁麺を作り、メンバーの夜食に振る舞ったエピソードあり。 -
家族旅行MV:
10周年記念で兄弟旅行の映像をMVに編集するなど、“血の兄弟”感を演出。 -
共同監督:
阿信と怪獸がミュージックビデオを共同監督した経験あり。
まとめ
五月天は5人の“兄弟”が台北&新竹で育んだ同郷愛と、共同生活で培った家族的絆を基盤に、
自己プロデュース力で“家の音”を発信し続けるバンドです。
結成から28年、今なお青春の情熱を燃やす彼らの“兄弟的ケミストリー”から、
これからも目が離せません。
コメント