ビリー・アイリッシュを「兄弟・家族」「アーティストまでの道のり」
「地元ロサンゼルス」の3つの切り口で、深掘り”した詳細ブログ記事です。
1. 兄弟・家族
両親もエンタメ一家
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父:パトリック・オコネル
俳優として『アイアンマン』などに出演。幼いビリーは「お父さんの撮影現場で、
役者たちの演技を間近で見るのが楽しかった」と語る。 -
母:マギー・ベアード
女優兼作曲家。「子どもには好きなものを好きなだけ表現させてあげて」と、
自宅スタジオを開放。
兄フィニアスとの双子感コラボ
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Ocean Eyes誕生秘話
13歳のビリーに兄フィニアスが書き下ろしたデモを聴かせたところ、即録音。
SoundCloudへの投稿が世界的ヒットへとつながった。 -
制作パートナーとしての信頼関係
以来、ビリーがメロディと歌詞の感情表現を担当し、フィニアスがアレンジ・ミキシングを一手に担う。ステージも二人でステレオパッドをセットし、ライブ演出を展開。 -
家族ぐるみのサポート体制
両親はツアーの帯同マネージャー役も兼任。ツアーバスの中でビリーの
体調管理やスケジュール調整を行う。
2. アーティストまでの道のり
Ocean Eyesが開いた扉(2015–2016年)
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SoundCloud投稿(2015年10月)
兄が自身バンド用に書いた曲を、ビリーが歌ってネットにアップ。 -
ダークルーム&インタースコープ契約
ネット上の反響を受け、メジャー・レーベルからEPリリースのオファーが舞い込む。
EP『Don’t Smile at Me』で世界進出(2017年)
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リリーススケジュールの妙
「Bellyache」「Watch」「Copycat」「idontwannabeyouanymore」を
週替わりで追加→EP版へ結集。 -
批評家・ファンからの喝采
Rolling Stone誌「2017年ベストEP」、Apple Music「Up Next」に選出。
デビュー・アルバムで頂点獲得(2019年)
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『When We All Fall Asleep…』リリース(2019年3月)
全米・英・加・豪で1位。批評家も「革新的サウンド」と絶賛。 -
主役シングル「Bad Guy」
ビルボードHot 100初登場1位(2000年代生まれアーティスト初)。
活動領域の拡大:映画主題歌から社会的発信へ
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007主題歌「No Time To Die」(2020年)
シリーズ史上最年少担当。英国チャート1位。 -
環境・人権テーマの楽曲制作
All the Good Girls Go to Hell(地球温暖化警鐘)、 Your Power(権力と性的搾取批判) -
グラミー主要4部門独占受賞(2020年)
新人/録音/楽曲/アルバム賞を史上最年少で獲得。
3. 生まれ育ったハイランド・パークの風景
多文化交差点の裏路地
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メキシコ系コミュニティ
毎年開催のストリート・カルチャー・フェスで、地元DJやタコス屋台を体験。 -
ストリートアートとの出会い
ウォールペイントを背景に路上ライブを敢行。インディーズ時代のMVにも登場。
自然と街が混ざるアーバンオアシス
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グリフィス天文台の夜景
家族と登った展望台から見えるロサンゼルスの光が、曲作りのインスピレーションに。 -
近所のパセオ・ミラマー・パーク
散歩が日課。パンデミック期のリフレッシュ手段としても公言。
ローカルを歌に昇華
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My FutureMVの裏舞台
地元のLA郊外をモチーフに、自宅ガレージスタジオや空き地での撮影シーンを多数採用。 -
楽曲に散りばめた「LAあるある」
Everything I Wantedの歌詞に登場する“sunsets in my mindや
palm trees silhouetted”など、ロサンゼルスの風物を織り込んでいる。
おわりに
ビリー・アイリッシュは、家族という最強の制作チームと、ロサンゼルスという多彩なカルチャーの土壌から生まれた、新世代を代表するアーティストです。
次回は「代表曲ベスト5」と、その歌詞に隠されたメッセージの深読みをお届けします。
お楽しみに!
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