1. 兄弟・家族構成
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本 名: ナタリー・ヘルシュラグ(Natalie Hershlag/ヘブライ語:נַטָּלִי הֵרְשְׁלַג)
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芸 名: ナタリー・ポートマン(Portmanは母方の祖母の旧姓)
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家族構成:
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父:アブネル・ヘルシュラグ(産婦人科医)
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母:シュリー・スティーヴンス(ユダヤ系米国人、元アーティスト・現マネージャー)
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兄弟姉妹:一人っ子
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ルーツ:
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父方はポーランド・ルーマニア系ユダヤ人、母方はロシア・オーストリア系ユダヤ人。
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曾祖母は第二次大戦中に英国情報部で活動したスパイ。
祖父母はアウシュヴィッツで命を失う。
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2. 地元エルサレムからアメリカへ
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生誕と祖国エルサレム(1981–1984)
エルサレムの病院で誕生。ヘブライ語を母語として習得。 -
ワシントンD.C.時代(1984–1988)
3歳で家族と米国へ移住。英語教育開始。 -
ロングアイランド育ち(1988–1999)
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ユダヤ人小学校で学び、バイリンガルに。
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小学生で化学実験の研究成果がJournal of Chemical Educationに掲載。
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バレエ、ダンス、演劇レッスンを並行し、11歳で舞台デビュー。
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高校時代:優等生かつ演技青年(1995–1999)
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成績は常にオールA。
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試験優先で『スター・ウォーズ エピソード1』プレミアを欠席。
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地元高校と交流のため、短期間日本の大濠高校に留学経験も。
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3. ハーバード大学で心理学を学びつつ…(1999–2003)
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進学理由: 「演技だけでなく、学問でも自分を証明したい」と両親を説得
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専攻・活動:
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心理学科にて研究助手を務める。
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大学新聞への寄稿、アラン・ダーショヴィッツ教授の研究補佐。
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卒業後:
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2004年春、ヘブライ大学院で中東問題研究に参加。
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コロンビア大学でゲスト講義(テロ対策)を実施。
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4. ハリウッド到来 ─子役から一流女優へ
● 子役デビューと初期ヒット(1994–1999)
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『レオン』(1994)
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マチルダ役に抜擢、国際的に絶賛。ヤング・スター賞受賞。
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『ビューティフル・ガールズ』(1996)
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批評家から高評価。
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● 大作SFシリーズで世界的知名度獲得(1999–2005)
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『スター・ウォーズ』新三部作(1999, 2002, 2005)
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パドメ・アミダラ役で一躍スターに。
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映画・舞台活動
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『アンネの日記』舞台(1997)主演。
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『コールド・マウンテン』(2003)、『クローサー』
(2004:ゴールデン・グローブ助演女優賞受賞)などを続け、演技派として評価。
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5. 大人の演技で頂点に ─ アカデミー賞への道
『ブラック・スワン』(2010)
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役どころ: 完璧主義バレリーナが精神崩壊する役
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準備: 1年間のバレエ特訓、9kg減量
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評価:
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第83回アカデミー賞 主演女優賞受賞
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英国BAFTA/ゴールデングローブ/全米映画俳優組合賞ほか主要賞を総なめ
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その後の活躍
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『ジャッキー/ファーストレディ』(2016):アカデミー主演女優賞ノミネート
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『メイ・ディセンバー』(2023):アカデミー主演女優賞受賞
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『レディ・イン・ザ・レイク』(2024年配信ドラマ):製作総指揮も兼任
6. 私生活&趣味
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言 語: 英語・ヘブライ語(母語)、フランス語、日本語、ドイツ語、アラビア語を習得
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菜食主義: 8歳からヴェジタリアン。動物性食材を一切とらない
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教育への情熱: 化学から中東問題まで、知的好奇心は尽きず
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家族: 振付師ベンジャマン・ミルピエと2012年結婚、男児と女児の母
まとめ
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ルーツ深きエルサレム生まれ → 米国育ち
戦火の歴史を背負いながら、多文化バイリンガル教育で育成。 -
学業×演技を両立
ハーバード卒の心理学者であり、早くから化学論文発表の才女。 -
演技力で頂点へ
子役デビューから『スター・ウォーズ』で人気を築き、『ブラック・スワン』で
世界最高峰の演技賞を総なめ。
これからもナタリー・ポートマンは、女優・製作者として新たな
才能を発揮し続けることでしょう。次なる挑戦にご期待ください!
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