シンガポール出身の歌姫・ステファニー・スン(孫燕姿)さんについて、3つのテーマ
「兄弟・家族」「芸能までの道のり」「地元の情報」で詳しくまとめたブログ記事です。
1. 兄弟・家族
● 家族構成と幼少期
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父親:
銀行員。音楽好きで自宅にグランドピアノを設置。
燕姿が幼稚園からピアノに親しむきっかけに。 -
母親:
専業主婦。地元の合唱団に所属し、ステファニーの歌声を常に褒め励ます存在。 -
妹:
2歳下。ステファニーが学校行事で歌うと、妹はいつも舞台袖で
小さな拍手を送ったというエピソードが残る。
● 家族の音楽エピソード
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家庭では毎週末「ミニ家族コンサート」を開催。
父のお手製スイーツとともに、ステファニーは“今日の新曲”をプレゼンテーション。 -
中学時代、家族ドライブ中にステファニーが即興で作詞作曲したメロディを、
母が車内で伴奏しながら録音したカセットテープが、今も宝物。
2. 芸能までの道のり
◆ 音楽の種まき〜学生時代
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シンガポールの名門校・南洋中学校で合唱部に所属。
地区大会連覇を支えるソリストとして頭角を現す。 -
1994年、シンガポール国立大学付属高校の音楽祭で「最優秀ボーカル賞」を受賞。
これが地元メディア初登場のきっかけに。
◆ デビューと初ヒット(2000年)
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2000年9月、1stアルバム『孫燕姿(Stefanie)』をリリース。リード曲「天黑黑」が
台湾チャートで即1位を獲得し、一夜にして中華圏の新星に。 -
アルバムはアジア全域でミリオンセールスを記録。シンガポール出身アーティストとしては異例の成功。
◆ キャリアの飛躍(2001–2004年)
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2nd『開始懂了』、3rd『未完成』、4th『風箏』と毎年リリース。優しくも芯のある歌詞と透明感あふれる声質で、20代女性を中心に熱烈な支持を獲得。
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台湾・香港・中国大陸を巡るツアーは軒並みソールドアウト。
大規模アリーナ公演を複数成功させ、観客動員数は累計20万人を突破。
◆ サウンドの深化と国際展開(2005–2010年)
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5th『Stefanie』では初のセルフ・プロデュースに挑戦。R&B、
ソウル、フォークなど多彩な要素を融合し、新境地を開拓。 -
2008年にはロンドンでレコーディング。
欧米の一流ミュージシャンと共演し、英語曲「My Story, Your Song」もリリース。
日本のドラマ主題歌にも起用され、さらに幅を広げる。
◆ 晩年期の挑戦と現在(2011–)
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2011年以降もコンスタントに新作を発表。
2015年には10周年ベスト盤『10 Years Collection』をリリースし、再びチャートを席巻。 -
2019年、初のオンライン・ライブを開催。
パンデミック禍でも世界中のファンを結びつける試みとして高い評価を得る。 -
2023年には新EP『Reflections』を発表。
デビュー以来のキャリアを振り返りつつ、未来を見据えた新曲群が話題に。
3. 故郷・シンガポールの情報
◆ 育ったタンピネス地区
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タンピネス:
東部の緑豊かな住宅地。
ステファニーは近所の公園で妹と自転車を駆り、大自然の中でのびのび育つ。 -
地元ホーカーセンターでは、父が好んだチキンライスとともに、
母手作りのサンデルトーストが彼女の元気の源。
◆ シンガポール音楽シーンの原点
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NAFA(国立芸術学院)の学生主催コンサートでゲスト歌手として招かれた際、
観客の喝采を浴び「いつか国立大ホールを満員に」と胸に誓う。 -
地元の老舗ライブハウス「Tomorrow Livehouse」にも度々サプライズ出演し、
無名時代に地元ファンと熱狂的なコミュニケーションを育む。
◆ 文化・観光スポット
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エスプラネード劇場:
彼女の初リサイタルが行われた思い出のステージ。
翌年にはここでアジアツアー凱旋公演を実現。 -
チャイナタウン:
春節期間の龍舞イベントでゲストMCを務め、日本文化の
紹介コーナーにも登場した経験あり。
まとめ
ステファニー・スンさんは、シンガポールの家庭と学校で育まれた音楽才覚をベースに、2000年のデビュー以来、アジア全域でトップクラスの歌姫として活躍。
家族の支え、若き日の情熱、セルフプロデュースへの挑戦、そしてオンライン時代における
新たな表現その歩みは常に進化の連続です。次回は彼女が愛した楽曲トップ5と、
その歌詞に込められたメッセージを紐解いていきます。どうぞお楽しみに!
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